エンジンオイル交換の手順と注意点 やりがちな失敗は?

エンジンオイル交換の手順と注意点 やりがちな失敗は?

 

 

ガソリンや軽油などの燃料がクルマにとっての食料なら、エンジンオイルは言ってみれば血液にあたる大切なもの。

 

 

エンジン内部を循環することで、金属部品どうしの摩擦を低減したり、スラッジ(堆積物)を洗浄するなど、さまざまな働きをしています。

 

 

性能の落ちたエンジンオイルのままで走り続ければ、油膜切れを起こし、最悪の場合エンジンブロー・・・というシャレにならない事態になる可能性も。

 

 

交換をお店に依頼している人も多いでしょうが、自分でもできる作業ですから1度トライしてみてもいいかもしれません。

 

 

特に、走行距離が多かったり、サーキット走行が趣味という場合は交換頻度も多くなり、その都度かかる工賃も馬鹿になりませんよね。

 

 

そこで今回は、エンジンオイルとオイルフィルター(エレメント)交換の手順と、作業時の注意点について説明していきます。

 

 

初めてチャレンジするときにやりがちな失敗についても書いているので、参考にしてみてください。

 

 

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エンジンオイル交換の手順

 

準備するもの

エンジンオイル フィルター メガネレンチかスパナ オイルフィルターレンチ 廃油処理パック ブレーキクリーナー ウェス など

 


しっかりとオイルを抜くためのポイント

作業を始める前にちょっとだけエンジンを暖めておくと、粘度が下がってスムーズに抜けやすくなります。

 

 

ただし、温めすぎはヤケドしてしまいますから要注意です。

 

 

1.ドレンボルトの位置を確認する

 

エンジン下部にあるオイルパンに付いている、エンジンオイルを抜くためのドレンボルトの位置を確認します。

 

 

エンジンにアンダーカバーがついている車種の場合は、取り外す必要があります。

 

 

2.廃油パックをセットする

 

オイルが抜けて落ちてくるオイルパンの下に廃油パックを置きます。

 

 

金属製のオイルトレイでもいいのですが、廃油の処理は案外面倒なもの。

 

 

吸収材が入っている紙製の廃油処理パックはオイルトレイも兼ねていて、廃油をそのままゴミで廃棄できるので便利です。

 

 

3.フィラーキャップが緩むか確認する

 

新しいオイルを入れる注入口についているのが、エンジン上部にあるフィラーキャップ。

 

 

 

 

古いオイルを抜いたはいいけどキャップが開かなくて交換用オイルが入れられない、という事態にならないために、ちゃんと開くかどうか確認しておきましょう。

 

 

4.ドレンボルトを外す

 

メガネレンチかスパナでドレンボルトを緩めます。

 

 

手で回るくらい緩んだら、ボルトを手でゆっくりと外しましょう。

 

 

オイルは勢いよく出てくるので、素早く手を引くようにしてください。

 

 

5.オイルが完全に抜けるのを待つ

 

オイルが出てきたらフィラーキャップを外します。

 

 

そうして空気が送り込まれると、オイルはさらに勢いよく抜けるようになります。

 

 

あとは汚いオイルが全部抜けきってしまうまで待ちましょう。

 

 

6.ドレンボルトの洗浄・ワッシャー交換

 

オイルが抜け終わるのを待つあいだにできる簡単なメンテナンスです。

 

 

ブレーキクリーナーがあればドレンボルトに吹き付けて汚れを洗い落としておきましょう。

 

 

もしボルトのネジ山が傷んでいる場合は、新品に交換しておくと後々のトラブル防止になります。

 

 

 

 

漏れを防止するためにドレンボルトのワッシャーも交換しておくのがベストです。

 

 

特にアルミワッシャーは一度つぶれると密閉性が落ちてオイル漏れの原因になりがちです。

 

 

車種ごとに素材は違うので、前もって確認しておきましょう。

 

 

7.ドレンボルトを締める

 

古いオイルが完全に抜けたらドレンボルトを締めます。

 

 

締めつけトルクはボルトとオイルパンが密着してから半回転まわすくらいが目安。

 

 

締めすぎはネジ山の破損につながるので注意しましょう。

 

 

8.新しいオイルを入れる

 

オイルは一気に入れようとしないこと!

 

 

入れすぎや、あふれ出しが初心者がもっともやりがちな失敗です。

 

 

また、入れすぎてしまうとブローバイガス増加の原因になるなどメリットなしです。

ブローバイガス : ガソリンがオイルに混ざってできるガスのこと  エンジンオイルの劣化を促進してしまう

 

 

たとえば4L入るなら、まずは3〜3.5Lくらい注入してから少しづ注ぎ足していく、という感じで入れましょう。

 

 

9.オイルを循環させる

 

新しいオイルを入れ終わったら、フィラーキャップを締めます。

 

 

それからエンジンをかけて5分ほどアイドリング状態を保ちます。

 

 

そうすることでオイルがエンジン内部をしっかりと循環してくれます。

 

 

 

 

10.油糧を確認する

 

オイルを循環させたらエンジンを切り、レベルゲージでオイル量が適正かを確認します。

 

 

ゲージのLOとHIのあいだに収まっていればOK。

 

 

足りなければ継ぎ足してやります。

 

 

最後に周辺をブレーキクリーナーでキレイに掃除したら作業完了です。

 

 

 

オイルフィルター交換の手順

 

 

1.フィルターを外す

 

ほとんどの車種ではオイルフィルターはエンジンブロックに装着されています。

 

 

まずはオイルフィルターレンチ使ってフィルターを緩め、できるだけオイルをこぼさないように抜き取ります。

 

 

固着して外れない!というときには、本体にドライバーなどを突き刺してムリヤリ回すというワザもあり。

 

 

2.Oリングにオイルを塗っておく

 

オイルフィルターを締め込むときにねじれてしまうと密着性が落ちてしまいます。

 

 

ですから対策として、密着面についているOリングにオイルや潤滑剤を塗っておきましょう。

 

 

3.フィルターを取り付ける

 

片手で締め込んでいき、回らなくなったところからさらに90度ほど回してしっかり取り付けます。

 

 

オイルも交換するときは、フィルター交換を先に行っておきましょう。

 

 

 

スポーツ走行をするならオイル交換はこまめに!

 

 

一般的な国産車ならエンジンオイルの交換推奨距離は5000〜10000km。

 

 

スポーツチューンドエンジンの場合は3000km毎が目安です。

 

 

ただしサーキットをガンガン走る!というなら話は別。

 

 

全開走行時はオイル劣化の一番の原因である「ガソリンによる希釈」が起きやすいからです。

 

 

また、油温が激しく上昇するとオイル成分が分解してしまいます。

 

 

グレードの高いオイルを入れるのはもちろんのこと、走行後には必ず交換しておかないとエンジンブローなど不具合の危険性が高まります。

 

 

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