日産リーフがテスラに電気自動車対決で完敗した3つの理由

日産リーフがテスラに電気自動車対決で完敗した3つの理由

 

 

アメリカのテスラ社の最新電気自動車「モデル3」が、2016年3月31日の予約開始から24時間で予約台数18万台を達成したことが話題になりましたね。

 

その後3日間で27万台、そして1週間で32万5000台に到達したということ。

 

実際に販売が開始するのは2017年に入ってからになるものの、それまでに40万台を突破しそうだということで、クルマ業界の世界的なトピックとなっています。

 

次世代の自動車として注目されているEV(電気自動車)には、日本のメーカーも参入しています。

 

もっとも売れている国産EVと言えば日産リーフなのですが、普及は思うように進んでいないのが現状です。

 

ではなぜリーフは期待以上に売れず、反対にテスラ・モデル3はデビュー前からこれだけ人気を集めているのか?

 

その理由について見ていこうと思います。

 

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リーフが売れない理由を日産内部はどう見ている?

 

 

国産メーカーで電気のみで走行可能なEVを発売しているのは、日産と三菱自動車だけです。

 

ただ、販売状況を見る限り、日産が孤軍奮闘しているという状況となっています。

 

日産の主力EV・リーフは、販売から5年で累計20万代以上を販売。

 

充電インフラの整備が十分とは言えない中、頑張っているように思えますね。

 

ですが、その販売ペースは当初の計画からすると順調とはいっていないようです。

 

実際にも販売台数は次第に減少傾向にあるとのこと。

 

その理由について、2012年にマーケティングチーフだったサイモン・スプロール氏が、ロスアンゼルスモーターショーにおいて以下のように述べています。

 

クルマのデザインの問題ではない。充電スタンドを含めたインフラ整備の遅れが影響している」

 

これ、果たして本当でしょうか?

 

現在日本では、2万1000基以上の充電インフラが整備されています。

 

インフラ不足が解消されてきているのだから、リーフに本当の商品力があれば、もっと売れてもいいはずです。

 

でも実際はそうなっていない。

 

その原因は、テスラ人気と比較することではっきり見えてくる気がします。

 

 

 

理由@ クルマは結局デザインが命

 

 

リーフのデザインを本心からカッコいいと感じる人がどのくらいいるでしょう。

 

正直 “電気自動車である” という付加価値がなければ、まったくスタイルに魅力を感じないというユーザーは多いはずです。

 

同じ性能ならデザインの良いほうを選ぶのは当たり前のこと。

 

わざわざカッコ悪いクルマを選びたい人なんていません。

 

その点テスラ3は、流麗なスポーツセダンスタイルに大経ホイールを履かせてスポーティさを強調。

 

EVだと知らなくても、「このおしゃれなセダンだったら乗りたいな」と思わせる “納得感のあるルックス” を得ています。

 

モデル3が大人気なことに、このデザインの良さがあることは間違いありません。

 

 

 

 

 

理由A やっぱり安いほうがうれしい

 

テスラといえば、以前は高級路線をひた走っていたメーカーでした。

 

2008年にデビューさせた最初の車両「ロードスター」は約1000万円。

 

次に発売された「モデルS」も、エントリーグレードで約800万円からと、なかなか強気な価格設定がされていたのです。

 

そのテスラが満を待して登場させたのが、今までのイメージをくつがえす低価格のEV・モデル3なのですね。

 

このモデルでも約400万円はするわけですが、日産リーフも30kWh(駆動用バッテリー容量)のモデルはほぼ同価格帯なので、特別高いEVというイメージはありません。

 

購入するのに現実的な価格で登場したことが、予想以上の予約台数の理由となっているといえるでしょう。

 

 

 

理由B 新しもの好きの心をつかんだ

 

日本でもテスラの青山ショールームではモデル3を買うために行列ができるという、見慣れない状況が発生したほど。

 

なぜテスラはこんなにも爆発的に受注が伸びたのか?

 

どんな層がメインで購入しているのでしょう。

 

すでに述べたデザインや安さに加えて、今までにない新しさを提供できていることが大きいと思います。

 

新しもの好きな人が、iphoneなどスマートフォンの新機種に惹きつけられるような要素をモデル3が持っているということです。

 

コンピュータや家電製品と同じ感覚を、消費者に植え付けることに成功しているのですね。

 

 

 

 

モデル3の場合、特徴的なのが車内に設置された大型のタッチスクリーンディスプレイです。

 

LGディスプレイ製の15インチ横型モニターは迫力満点。

 

まるでPCのディスプレイかタブレット端末が、そこにしつらえてあるかのよう。

 

ナビほか各種操作のコントロールパネルとして使え、iphoneと似た無駄を省いたスマートさが印象的です。

 

 

 

国産EVの未来に暗雲立ち込める?

 

ディーラーなど関係者の話によると、テスラを購入するのは、国産車を買う層とは全く違っているとのこと。

 

「お金があって」「人とは違うものが好き」

 

またモデル3の航続距離は345kmと公表されているとおり、実用性も十分なレベルになってきているといえるでしょう。

 

そう、移動手段としての自動車の基本部分の商品力も高いのです。

 

セダンに続いて、クーペ、ハッチバックモデルが追加されるというウワサもありますから目が離せませんね。

 

今後国内インフラがさらに充実し、EVの実用性が広まっていけば、このアメリカの先進メーカーの独壇場になりそうな雰囲気さえします。

 

 

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