タイヤはなぜ黒いの?知ってるようで知らない車の重要パーツのこと

タイヤはなぜ黒いの?知ってるようで知らない車の重要パーツのこと

 

 

タイヤの主原料のゴム樹脂はほぼ透明。

 

 

にもかかわらず、タイヤの色が黒色なのはなぜなのでしょうか?

 

 

一般的にタイヤは原材料のゴムに、柔軟性を高める硫黄、固まるまでの時間を短縮する老化防止剤や加硫促進剤などを混ぜて作ります。

 

 

また、補強するためにカーボン(炭素繊維)を使うこともあるため、「タイヤが黒いのはカーボンのせい」と信じている人も多いようです。

 

 

確かにカーボンは黒いので、加えると黒くはなるのですが・・・・。

 

 

高価なカーボンを採用しているのは、一部の高性能タイヤだけです。

 

 

一般的な価格帯のタイヤに使われることはあまりないため、この説は正解とは言えません。

 

 

 

 

 

あえて黒く着色している

 

すでに書いたように、ゴム樹脂はほぼ透明なので、基本的にどんな色にでも着色できるそうです。

 

 

つまり、タイヤメーカーはあえて黒く着色しているのですね。

 

 

その理由は「タイヤが車のボディより目立たないようにするため」。

 

 

以前、海外のメーカーがカラータイヤを製造したことがあるそうですが、タイヤが目立ちすぎて車の高級感がまるでなくなってしまった」という失敗談があるとのことです。

 

 

 

 

 

タイヤの接地面積はハガキ1枚分?

 

どんな高級車であっても、タイヤがなければ走ることはできません。

 

 

加速、減速、カーブを曲がるなど、ドライバーが思い通りに車を操れるのは、タイヤと路面との摩擦力のたまものです。

 

 

タイヤは路面と設置している部分でしか摩擦力を発揮できませんが、その接地面積は一般的にタイヤ1本あたりでハガキ1枚分しかないと言われています。

 

 

 

走行中のタイヤは常に歪み変形している

 

 

ただ、「ハガキ1枚分」というのは停車、もしくは低速で走行しているときのこと。

 

 

車の走行中にはその走行状況に合わせて、タイヤは絶えず変形しているのです。

 

 

たとえば、カーブを曲がるとき、遠心力が働いて車には外側に押し出す力がかかります。

 

 

そうすると、前後のタイヤとも外側に多くの力がかかることになり、内側のタイヤには直線走行中ほどの力がかからなくなります。

 

 

これは、たとえば左カーブなら、車の重心が右前側に移動するために起こるものです。

 

 

その結果、車重1トンほどの自動車なら、前輪の外側タイヤに全体の70%の重量がかかることになるのです。

 

 

このとき、外側のタイヤの下部分はずれて歪み、接地面積が増えることになります。

 

 

クルマが横滑りするスリップが起こるのは、カーブで力がかかり続け、タイヤの摩擦力の限界を超えてしまった場合です。

 

 

 

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