世界の高速道路事情 アウトバーンは今でも速度無制限?

 

 

高速道路の速度制限100km/hを引き上げる議論が続いている日本ですが、じゃあ世界の国々の高速道の速度制限はどうなっているのでしょう?

 

 

アウトバーンが有名なドイツを含むヨーロッパ、アメリカ、オーストラリア、お隣の韓国、中国、アジア諸国など。

 

 

各国の道路事情をまとめてみました。

 

 

海外に行ったとき、レンタカーを借りて乗ったときにも参考になるかと思います。

 

 

 

 

 

ドイツ

 

ドイツ・オーストリア・スイスをまたぐ自動車高速道路「アウトバーン」。

 

 

そのアウトバーンは、現在も、基本的に速度無制限です。

 

 

アウディR8やBMW・Mモデル、メルセデスAMGモデルといったクルマたちも、その高性能をいかんなく発揮して走ることが可能ですね。

 

 

ただし、近年では速度制限区域が少しづつ増えてきています。

 

 

ドイツ国内に総延長1万3000kmを超えるネットワークを誇る、利用料完全無料のアウトバーンは、全体の62%にあたる約8000kmが終日速度無制限。

 

 

それ以外の区域には終日の速度規制がされていて、約3500km(27%)が60〜130km/h、約900km(7%)が時間帯によって制限されています。

 

 

残りの4%ほどの区域は速度規制のかかる工事区域となっています。

 

 

速度無制限区域では、時速300km以上で走ろうとも、法的にはまったく問題ありません。

 

 

しかし、推奨速度は130km/hと定められていて、それ以上の速度での走行は“自己責任”。

 

 

万が一の事故の場合に、明らかな暴走とみなされれば、自動車保険の適用外となるケースもあります。

 

 

過去にも裁判でこのように判断され、保険が降りなかった事例もあるとのことです。

 

 

 

フランス

 

 

ルノーグループのお膝元フランスでは、高速道路の制限速度は130km/h(雨天時は110km/h)。

 

 

区域によっては70〜110km/hに制限される場所があります。

 

 

オービスが数多く設置されていることで知られていて、後方から撮影するものまであるので注意が必要です。

 

 

しかもスピード違反の罰金の相場がドイツよりも高いので、現地で運転するなら要注意です。

 

 

また、フランスの高速道路「オートルート」には無料区域と有料区域があります。

 

 

1992年にはリベルテ(liber-T)と呼ばれる電子料金収受システムが導入されています。

 

 

 

イタリア

 

フェラーリやランボルギーニといったスーパーカーは、本国イタリアでは本領発揮できているのでしょうか?

 

 

イタリアの高速道路「アウトストラーダ」は、かつては最高速度が130km/h制限でしたが、2001年以降に条件を満たした区間限定で150km/hとすることも可能になっています。

 

 

約6800kmの総延長を持つアウトストラーダは有料道路。

 

 

1989年に世界に先駆けてテレパス(TELEPASS)と呼ばれる電子料金収受システムが導入されています。

 

 

オービスの設置数は日本よりも多く、41km/h以上のスピード違反の罰金は1000ユーロ超となるなど厳しくなっています。

 

 

 

 

 

アメリカ

 

 

アメリカの高速道路は「フリーウェイ」の名前のとおり、9割以上の区間で料金が無料です。

 

 

「トールウェイ」と呼ばれる有料道路は、ニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴ、ダラスなどの大都市圏の一部にあります。

 

 

最高速度は、以前は時速55マイル(88km/h)が一般的でしたが、近年では「自動車の性能向上による、実用に適した速度が必要」との解釈から、各州で法整備が進んできています。

 

 

現在では最高速度が時速65マイル(104km/h)が採用されるケースが多く、交通量が少ない地域(アリゾナ州やアーカンソー州の一部など)では、時速75マイル(120km/h)まで引き上げられるケースもあります。

 

 

アメリカの場合、一般道の制限速度が時速55マイル(88km/h)ととても速く、フリーウェイと大差がないのが特徴です。

 

 

交通の流れが非常に速いので、運転初心者はとくに注意が必要となるでしょう。

 

 

 

オーストラリア

 

オーストラリアは国土面積が広く(日本の20倍)、人口密集度も低い。

 

 

さらに、おおらかな雰囲気のイメージがあるので制限速度もゆるめかと思いきや、非常に速度オーバーに厳しい国です。

 

 

2〜3km/hオーバーするだけですぐに捕まり、違反切符を切られてしまいます。

 

 

取り締まりが厳しい理由は

 

・朝方、夕方にカンガルーなどの夜行性の野生動物との接触事故を防ぐため

 

・違反車による罰金が直接警察の収入になることから、真剣に取り締まっている

 

などがあります。

 

 

また、警察が委託した監視委員が、パトカーではない自家用車でやっているネズミ捕り制度もあるため、まったく油断ができません。

 

 

そんな事情から、この国のドライバーはみんな、必要以上にクルマをゆっくり走らせるのです。

 

 

高速道路名については、アメリカと同じフリーウェイ・トールウェイが使われ、制限速度は高速が100km/h。

 

 

一般道が80km/h、住宅地が50km/hとなっています、

 

 

 

中国

 

 

今や世界一の自動車マーケットとなった中国。

 

 

北京や上海といった大都市は、道の幅も驚くほど広く、その広い道路いっぱいにクルマが渋滞している状況です。

 

 

片側4〜5車線あるのは当たり前で、さらに端には自転車/スクーター用のレーンまであるほど。

 

 

それでも、交通秩序はある程度守られていますし、街のあちこちに公安警察や軍人が配備されているので、治安面でそこまで不安になることはありません。

 

 

街中を走っているのは日本車、欧州車、アメリカ車などさまざま。

 

 

ハッチバックやワゴン型ではなく、セダンが圧倒的に人気なのも中国の特徴です。

 

 

制限速度は高速道路で100km/h、一般道で80km/hとなっています。

 

 

 

韓国

 

道路事情は全体として日本に近い印象の韓国。

 

 

アジアの中の先進国のひとつであり、なかでも首都ソウルの中心部は大都会。

 

 

交通量は多く、走る車はどれもピカピカです。

 

 

ただし、日本車は少なくて、ヒュンダイやKIA(起亜自動車)など自国製のクルマが多く走っています。

 

 

また、地味な色のクルマがほとんどで、ド派手なスポーツカーなどはあまり見かけないなど、意外と真面目な雰囲気を感じられます。

 

 

制限速度は中国と同じく、高速道路で100km/h、一般道で80km/hとなっています。

 

 

 

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