日産が新開発したVCターボエンジンが革新的すぎる!

 

 

2018年に日産が生産開始を予定している「インフィニティ VCターボエンジン」が、ついに世界初公開されました。

 

 

この「可変圧縮比」エンジンの開発に、日産自動車は20年以上もの歳月を費やしたと言われます。

 

 

“エンジン技術の夢”“エンジン開発者の夢”とも言われる、この革新的な新型エンジンは一体どんなものなのか?

 

 

 

 

 

VCターボエンジンのスペック&特徴

 

まず、VCターボエンジンのスペックを見ていきます。

 

VC-T(Variable Compression Turbocharged)エンジン

エンジン形式 直列4気筒DOHCターボ
エンジン型式 MR20 DDT
排気量 1970〜1997cc
ボア×ストローク 84.0×94.1mm
圧縮比 8.0〜14.0
最高出力 200kw(282ps)
最大トルク 390Nm
過給 シングルストロークターボ
燃料供給システム 筒内燃料直接噴射(DI)+PFI
バルブ制御 In:電動VVT Ex:油圧WT

 

 

VC-Tエンジンは、高効率・燃費重視の運転時には最高14.0という高圧縮比で、パワーが欲しい場面では最低8.0という低圧縮比で運転できるという、2面性を持ったエンジンです。

 

 

ガソリンエンジンながら燃料の圧縮比を自在に制御することで、ハイブリッドエンジンのように燃費重視のモードを選択することができることになります。

 

 

複雑なリンク機構を持つためフリクション(機械的摩擦損失)や振動が気になりますが、日産の説明によれば「二次振動がなく、振動の抑制のためのバランスシャフトが必要なくなることなどからフリクションは増えない」とのこと。

 

 

さらに、同出力のV6エンジンと比較しても振動は少ないということです。

 

 

 

世界中のエンジン開発者の夢の結実

 

VC-Tエンジンは、現在、日産の上級車種に用いられているVQ系V6NAエンジンの代替えとなる役目を負っています。

 

 

世界の潮流として高い燃費性能が求められる中で、現行のVQ35よりも27%の燃費向上を実現したダウンサイジングエンジンとして登場したのです。

 

 

このような可変圧縮比エンジンという存在は、世界中のエンジン開発者にとって長年の夢だったといいます。

 

 

海外メーカーがトライしたこともあるようですが試作段階で開発が頓挫。

 

 

日産自動車も20年以上に渡って開発を続けてきました。

 

 

 

VC-Tエンジンを搭載するモデルは?

 

 

生産開始は2018年、日産自動車・横浜工場にVCターボ専用ラインを新設して生産を始める予定です。

 

 

VCターボが最初に搭載されるのは時期スカイラインクロスオーバー「QX50」だと予想されます。

 

 

2016年の北京モーターショーで世界初披露されたコンセプトカーV「QXスポーツ・インスピレーション」こそが、インフィニティブランドのミドルサイズSUVブランドビジョンであり、QX50の叩き台です。

 

 

エンジンはVC-Tが横置きされ、FFベースとなるだろうと予想されます。

 

 

今回、公開されたエンジンは横置き用でした。

 

 

ですが、今後既存のインフィニティモデルや、国内のフーガやスカイラインなどのFR系モデルに搭載することを考えて、縦置き用の開発も進められているといいます。

 

 

 

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