電気自動車(EV)は近い将来、自動車のシェアを制するのか?

電気自動車(EV)は近い将来、自動車のシェアを制するのか?

 

 

昨今、電気自動車(EV)が今後のシェアを独占すると言われてますが、果たして本当でしょうか?

 

世界各国では内燃機関に対する規制がどんどん厳しくなってきており、中でもEU各国の規制は凄まじい勢いで法規制を始めてます。

 

先進国のフランスでは2040年までにガソリン及びディーゼルエンジン車の販売を禁止。

 

ドイツの連邦参議院では2030年までにガソリン&ディーゼルエンジン車の販売を禁止する決議が出されました。

 

このような世界情勢から、多くの方はエンジン車両の居場所が少なくなると考えているのではないでしょうか?

 

 

 

 

各国のEVの開発状況

 

これらの情勢を踏まえ、自動車メーカー各社は日進月歩でEVの開発を強めています。

 

特にEV専売メーカーとして立ち上がったテスラ・モーターズの勢いは凄まじいものを感じます。

 

また、わが国の自動車メーカーとしては、日産と三菱自動車を筆頭にEVの開発がどんどん進んでいるところです。

 

なかでも2010年に販売が開始された初代日産リーフは我が国のEV普及に大きく貢献し、この車の登場によって充電インフラの構築が急速に進みました。

 

しかしながら現状のところ、100%EVは航続距離の問題などから、長距離を走るユーザーへの訴求力は高くありません。

 

そのため、依然としてプリウスやアクアなどに代表されるハイブリット車のシェアは高いままです。

 

近頃ではEVのように充電をすることで、近距離ならばEV走行が可能な「プラグインハイブリット車」が徐々にシェアを伸ばしています。

 

一方で、スウェーデンのボルボは2019年までに全車種電動化すると言われています。

 

しかしこれは全車種EVにするという意味ではなく、量販車種は48V電源を活用したマイルドハイブリット仕様となるようです。

 

 

 

EVは近い将来、シェアを制する存在なのか

 

日進月歩で進化するEVの技術ですが、果たして将来的にシェアを制することになるでしょうか?

 

これに対する答えとしては、これからの10年程度ではEVのシェアが圧倒的になる可能性は低いと言えそうです。

 

世界的に見ても、内燃機関(ガソリンもしくはディーゼルエンジン)を有する車両との両立というのが、まず現状から目指すべき方向性と考えられています。

 

現状あるEVのメリットは、街乗りや近所のドライブなど短距離走行時に効果を発揮するものです。

 

高速・長距離走行は電力消費を悪化させ、充電に長時間を要するなどのデメリットを克服出来ていません。

 

最近発売された新型リーフは40kWh、テスラ・モーターズのモデル3は50kWhと大容量のバッテリーを有しています。

 

これによりカタログ上400KM程度まで航続距離を延ばしましたが、実状は300KM程度の航続距離であると言われており、まだまだ長距離を走るニーズを満たせていません。

 

対して既存のエンジン車両は、短距離低速で使用すれば燃料消費を悪化させ、高速・長距離走行では燃焼効率がよくなるメリットを有しています。

 

そのため、今後しばらくは販売台数ではハイブリッド車、プラグインハイブリッド車の優位な状況が続くものと予想できます。

 

さらに今後、ガソリン、ディーゼルエンジンの技術もまだまだ進化するだろうという予想もあるのです。

 

以上の現状を踏まえると、EVと共存共栄する情勢が長期間に渡り続くと考えるのが正解でしょう。

 

 

 

愛車の価値が下がる前に

一括査定でチェック

お試し査定もOK!

 

 

トップへ戻る